投資家から資産家になるために②【金融機関との信頼とは】

 

 

 

 【金融機関の信頼とは】

 

前回から始めたブログで初回は【資産家とは】について考察した。

 

資産をたくさん持っていて金融機関からの信用があると位置付けをした。

 

では、金融機関との関係性を深めるためにどうしたら良いのか。

 

不動産業界で一般的に言われる資産家(地主)は長い年月をかけ、金融機関との

やり取りから信頼を勝ち取っている。

 

ではこれから不動産事業を始めたい、またはこれから事業を拡大していきたいという

方は長い年月をかけこの信用を作らなければならないのか。

 

もちろん、時間軸は必要となり一朝一夕で金融機関との関係性が作れる訳でではない。

ある一定の時間は必要になる。

 

しかしその時間軸をスピードアップさせられることもある。

それは何か。

 

まず金融機関が知りたいのは事業内容や取り組みである。

 

皆様が何者でどんなことを考えていて、どんな事業展開を進めようとしているのか。

これをまず知りたいというバンカーが多い。

 

逆にこれがないといつまで経っても金融機関側は『いち不動産投資家』としか見てくれなく

追い風の時は良いが、昨今のような時代になると、貸してくれない。

 

つまり、物件頼みであり、時代に流され続け常に流行りの金融機関情報に目をくれて

あっちこっち走り回らなければならない。

 

何を考えていて、どんな事業展開か。

これが【事業計画】である。

 

不動産投資家にありがちなのは、保有物件や検討物件の資料、返済比率や

利回りが・・・。一生懸命Excelをたたいて細かい数字のシミュレーションを作って。

 

もちろん、事業を行う上で、数字は絶対的に必要である。

 

しかし、ご批判を覚悟でいうと、

これらの内容はそこまで重要じゃない。

物件の謄本、レントロール、返済予定表

極端にいえばこれらがあれば、

 

金融機関が独自のシステム等で判断するのである。

 

それよりも大事なものがある。

数多くのバンカーはここを知りたいはずである。

 

①事業を始めたきっかけや家族構成

②(保有している不動産があるなら)購入経緯

③事業を行う上での理念

④今後の事業を進める上での展望

 

①②は自己紹介程度で作り提出する方もいるだろう。

 

前回からも今回もしつこく申し上げるが、

不動産は事業である。

一般の会社の社長は皆、事業内容の説明、自社の商品説明などを

行ってから数字の話をして運転資金などの資金調達も行う。

 

不動産事業も同じように考えればよい。

 

この③④を真剣に考え、伝えむしろこの事業を成功させるために

力を貸してほしいと金融機関へ訴えかけることが重要である。

 

数字はむしろそこからである。

 

このような思いを持ち、このような行動を進め事業を発展させる。

そのために資産がこれだけあり、キャッシュフローも毎月これだけある。など。

 

③④は例えば

 

お世話になったこのエリアでアパートやマンションを購入し、

安心出来る住環境を提供し恩返しがしたい。

 

など。

 

理由は様々だが、これらを金融機関と共有することが

必要となる。

 

ここ十数年はこんなことをしなくても不動産投資ブームで

どこのエリアでもある程度の年収と金融資産があれば

金融機関は貸してくれた。

 

だが、今は違う。

 

考え方を少々変えるというか、事業を行っているという

ものを金融機関に伝えられないと一定の低金利で好条件とは、、

難しくなっていくであろう。

 

金融庁も今各地方銀行や信用金庫、信用組合へ

地域の発展へ全力で支援できる体制を作りなさい。

と指導を徹底している。

 

地域の不動産事業家として社会貢献もする事業なら、

門前払いや塩対応もなくなるはずである。

 

 

次回は【事業計画の骨組み】について考察します。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。